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入社1年目から
日本最大規模の現場へ。
日々の挑戦が、
私を飛躍させてくれる。
小笠原 佳貴 Yoshiki Ogasawara
施工管理/インフラシステム部
工学部・土木環境工学科卒/2017年入社
PROFILE

入社後2ヶ月間の新入社員研修を経てインフラシステム部に配属。現場を担当した後、10月には現場代理人として、日本最大規模の水処理施設の施工管理に挑戦。以後数々の水処理施設の施工管理を担当し、現在は下水処理場と河川をつなぐポンプ設備の改修を担当している。

Q.入社したきっかけは?

大学時代は、「生物を活用した水処理」について研究していました。綺麗な水に恵まれた山梨県の出身ということも影響していると思うのですが、やはり水は人間の暮らしに欠かせないものですし、大学で学ぶうちに「将来は専門知識を活かしてインフラに関わる仕事がしたい」と考えるようになりました。そんな私の前に現れたのが第一テクノ。水に関するインフラ設備に直接携われることはもちろんですが、「入社1年目から現場代理人として現場を担当できる」という点に興味を抱きました。業界的に見ても経験を積んでから現場を任されることが一般的ですし、やりたいことを1年目からやれること、実践しながらプロフェッショナルとしての経験を積めることは技術者を目指していた自分にとって強く惹かれるものがありました。「ここでなら誰よりも早く成長できる」。そう思えたことが、当社への入社の大きな決め手になりました。

Q.担当業務について教えてください

現在の部署では、地方自治体の水道局や下水道局が発注する案件を担当しています。私の仕事は、現場責任者として工事を無事に完了できるように施工管理を行うことで、主な業務内容は、工事のスケジュールを調整する「工程管理」、工事上の事故などを防ぐ「安全管理」、お客様の要望に応えられているかどうかをチェックする「品質管理」、工事の予算を超えないようにコストを管理する「原価管理」の4つ。どれかひとつでも疎かにすると工事全体が滞るため、最善の注意を払いながら慎重に工事を進めています。ただ工事を終えるだけでなく、現場の周辺にお住いの方に配慮することも重要な役目のひとつ。お客様である地方自治体の更に先の“お客様”への気配りも視野に入れて日々の施工管理を行っています。

Q.この仕事のおもしろさは?

この仕事のやりがいは、自分の手で人々の暮らしを支えられること。現在は下水処理場と河川をつなぐ老朽化したポンプ設備の長寿命化に向けた改修を担当していますが、プロジェクトが完成すれば川の臭いを抑える設備をよりいっそう延命化をすることができますし、この仕事は河川の近隣にお住まいの方や、この街を訪れる方の生活を豊かにすることにもつながっています。取り扱う機器の知識を先輩から教わりながらではありますが、徐々に設備がかたちになっていく姿を見るのは純粋に嬉しいですね。「自分の仕事が社会貢献につながっている」という実感は私の大きな励みになっています。施工管理だけでなく、営業、設計の専門知識も持つベテランの先輩にすこしでも早く追いつけるよう、これからも現場に挑戦し続ける、お客様の期待に応えられる、そんなプロフェッショナルになっていきたいと考えています。

Q.壁にぶつかることは?

入社1年目から現場を任されることは当社の魅力ではありますが、同時にこの仕事の最も難しい部分とも言うことができます。一言で「施工管理」と言っても、「工程管理」「安全管理」「品質管理」「原価管理」のすべてを完璧にすることは至難の技ですし、どれかひとつでも疎かになっていればすべてが破綻してしまう危険性もあります。資材の納期が遅れれば現場に“焦り”が生まれ、“焦り”が生まれれば安全や品質を脅かすことになる。ときには、人間ではコントロールできない天候が大きく影響することもあります。大切なのは、予想外の事態を上手く調整しながら、4つをバランスよく進めていくこと。そのためには“経験”も必要ですし、どうしてもわからないときには先輩の知恵を借りることもあります。そのような意味では、気軽に質問できる和気あいあいとした社風も当社の大きな強みなのかもしれません。

Future goals
今後の目標を教えてください

施工のことを熟知したうえで予算を組んだり、お客様の要望を熟知したうえで設計したり。一人で施工管理だけでなく営業や設計も担当している社員が多いことは、当社の大きな強みのひとつになっています。現在はまだ営業の業務を経験していませんが、数年後には先輩と肩を並べてお客様に提案できるような技術者になっていけたら嬉しいですね。営業から工事まで、一気通貫で良い仕事ができるプロフェッショナル。それが今の私の目標です。